寝込む

久しぶりにのどを腫らして熱を出した。少し無理をしたのが悪かったのかな?おかげで一日半、水さえろくに飲み込めずに、ただただ、体の抵抗力を信じて眠っていた。

病院で問診してくれた看護婦さんが、カルテを見て「18年にも同じように熱を出して、数日点滴を受けてますね。」と・・・あの時はひどかった。先生は違うと言ったけれど、今でもあれは大人性おたふく風邪だと信じている。だっておたふくのように頬が腫れたもん。おまけに大事なボールも腫れて、たいそう痛かったし・・・っていうか、痛いってもんじゃなかったですもん。

おふくろも「たしか子どもの頃おたふくにはかかったよ。」と言ったけれど、たしか・・?って、当てにならないし、男4人兄弟で、誰がどれだかよく間違えてたし、お好み焼きソースみたいに軽く言うなよって感じだし、絶対おたふくだったはず。でなければ、新種のおたふく風邪だ。きっと。

こう見えて、結構体弱いのかもしれない・・・などと思いながら、先生は、いかにも慣れた風に、チラのどを見て、「小野さん、腫れてますねえ、お薬出しときますね。」椅子に座る事も無く、ものの15秒くらいの診察で・・・もっと優しくして、先生・・・雨にぬれながら小さい橋を渡り、寂しく薬局へ向かったのでした。

でも、今日は昨日より着実に良くなっている。まだまだ抵抗力があるんだ、っていうか先生の処方してくれた薬が効いたんだ。やっぱり信じるべきは、抵抗力と先生ですわ、そして、おふくろも。

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