東北大震災で被災した子どもたちを元気づけようと、昨年からJAGDAが開催している「やさしいハンカチ展」に出品しました。東北の子どもたちが自由に描いたイラストをもとに全国のデザイナーがハンカチをデザインするというもの。僕のもとには仙台の小学5年生藤原優聖君の原画が送られてきました。たくさんの絵の中から、サッカーゴールの前でプレーする星のイラストを選び、たくさんの仲間を描いてコーナーキックの瞬間をデザインしてみました。
審判以外はみんな同じユニホームで敵味方が分からないのがポイントです。色んな事を想像しながら優聖君がこのハンカチを教室の机に広げて眺めてくれると嬉しい。
優聖君のイラスト原画、星>>七夕の街仙台>>サッカー、彼はきっとベガルタ仙台のファンなんだろうな
トップページに並んでみるとよく分かる、この背景は先日紹介したBook at meに出品したデザインと同じ背景です。製作したのが同じ時期だったのし、使い回し・・・っていうか、この背景は今まで事ある毎に登場している働き者です。オリジナルは、飲みかけの紅茶をコピー用紙にかけて染めた1枚、スキャンして、色味を変えながら色んなデザインに使っています、という裏話。
さて、ハンカチ展は年明け1月から東京ミッドタウンをはじめ全国で展示が行われます。宮崎でも行う予定ですが・・・詳細は未定です。インターネットでも販売されて、益金は子どもたちのために使われます。よろしかったら1枚どうぞ。1枚1200円。
そして何より驚いたのは、そのフライヤーに日本を代表するデザイナーの皆さん9名に混じって僕のハンカチが紹介されていた事、きっと何かの手違いでここに選ばれたのでしょうが、こんなラッキーは二度と無いかもしれない、素直に喜んでおこう、優聖君ありがとう。