デザインする者としては、やはり自分の作ったものが世に出ないというのは悲しい。
コンペで完敗したデザインとはいえ、なんとか人の目に触れてほしいので・・・
これは、能を舞う人を線の集まりで描いてみたもの。
ま、コピーも含めて能の講演のポスターとしてはその役を果たしていと評価されても仕方ないかも、ただし、能の精神や芸術性、それを主催する人たちの思いを込めて、深い深いところで人の心にしみるような何かを訴えるとしたら、こんなデザインも有りなんではないかと思ったりして、一発逆転のチャレンジ精神で参加したコンペだったのですが、やはりダメでした。
来年からはしばらくこのコンペはお休みします。
最近は少々コンペ疲れ。全国の企画・デザインコンペで無駄に消費されるクリエイティブの力をもっと世の中のために役立たせる方法があるはずと、去年お話しさせてもらった福島治さんがおっしゃっていました。そのとおり。
無駄にならない、確かな事にこそエネルギーを注いで行きたいもの、ですな。少々生意気ですが・・・歳も歳だけに・・・