路線バス『四つのやさしいストーリー』



宮崎県延岡市は、九州で二番目に面積の広い市です。
海も山も川もあって、
そのあちこちにバスを必要としている人たちがいます。
決して多くないそんな人たちのために
バスは今日も朝早くから走り続けています。
「すみません回送中です」そんな丁寧な言葉使いで、
少しくらい時間がかかっても、おおらかな気持ちで、
狭い道ではお互いに譲り合って、
一緒に乗り合わせた人を少しだけ思いやって・・・
バスに関わる人たちの何気ない日常におこる
小さな、やさしいストーリー。

回送編33秒

このストーリーに出演してくれた押川さんは、延岡市内のある幼稚園の送迎車の運転手さん。撮影の朝、最初のシーンを撮った後に押川さんが僕に言いました。「このバスは私が10年以上乗っていたバスですよ。」どういう意味か初めは理解できませんでしたが、よく聞くと、押川さんは元は宮交バスの運転手だったそう。自分が運転手として長年担当したバスとの偶然の再会でした。撮影終了後、現役ドライバーに勧められて懐かしい運転席に座らせてもらう押川さんはとても誇らしげでした。もともと幼稚園の送迎車で子どもたちを見守る押川さんの優しい笑顔からヒントを得て生まれたこのストーリー、こんな素敵なドラマを運んできてくれる。バスはやっぱり、やさしい乗り物なんですね。

 

乗車編52秒

 

離合(りごう)編40秒

 

降車編54秒

制作 延岡市
協力 宮崎交通(株)・(一社)延岡観光協会
出演
『回送編』 押川 善元・柴犬ゲン
『乗車編』 濱崎 けい子
『離合編』 坂本 奈七海・増田 慎司
『降車編』 石内 雅士・佐藤 嘉洋
ナレーション 濱崎 けい子
企画 小野 信介(オノコボデザイン)
バス運行管理 北林 雅史(宮崎交通株式会社)
監督 藤谷 衿子
撮影 小野 岳
スチール・デザイン 小野 泉
挿入歌 Akira Kawasaki 『One Way Ticket』

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