寒い朝、県境の峠は、春の気配どころか雪景色。道路わきや家の屋根にもうっすら雪が残っていた。

昼すぎて、帰りに車を停めてみた川原にはかすかに春の足音が・・・芽吹き始めた木々、この葉っぱたちが青々と手を広げる頃にまた来たい。

そして真っ赤に色づいて、何もかもがキラキラと輝く秋の午後を思う。

四季、日本人に生まれて、ここに暮らせてよかった。

帰って、削りかけていた桜の木のレターナイフを仕上げた。

何年も前に切った山桜の木のほんの切れ端だけど、削る時、ペーパーで磨く時には良い香りがたつ。

封筒を明ける時に手で破るとビリビリになって内容までいいものには思えなくなる、カッターナイフでは鋭すぎて感じが悪い。長らく竹で作った物を使っていたけど、最近は見当たらずに手でビリビリに破っていた。

レターナイフとの出会いは大学4年の時、卒論を指導してもらった先生が中国のお土産としてくれたもの、あれは竹製で漆がぬってあったな。ヨーロッパのそれは金属製で飾りがついていて・・アンティークではあるけど好みでも実用的でもない。やっぱり僕のこれが最高だと思う。

毎日使う物だから、削りたての木地の色もだんだんと手垢になじんで良い色になってくるのだろう。ペン立ての空き缶にさすと、かすかに桜の匂いがして、少し気分がいい。

ふたり

平和

関連記事

  1. 2011-2012

    日本にとって、世界にとって、大きな大きな1年だった。、2011。ただ僕は、いつもと変…

  2. カントリー

    車のボンネットや草木に朝露が降りるようになって来た、そろそろ上着やコタツが欲しい季節、10月…

  3. 山へ

    連休、この夏少しも相手をしてやれなかった台をなぐさめる意味と、自らの自然回帰のために、娘も誘って…

  4. ブログスタート

    お客様にホームページをつくってばかりで、自分のページを作っていなかった反省から、オノコボデザインのホ…

  5. ふくろうが昼寝

    先般から天下一メタボ大作戦ポスターデザインコンペでは多くの人に支持をいただき大賞をいただくことができ…

  6. 無邪気な天才

    Appleのスティーブ・ジョブズが引退したそう。初めてパーソナルコンピュータを手にしたのは1…

  7. 落描く

    キャラクターやロゴデザインをする時はやはり落書きが基本になる。真似でもパクリでも、気持ち悪く…

  8. Toy Camera

    仲間達と少し飲んだあと、代行運転に預けておいた車を待つ間にiPhoneでカシャリ。青年会議所…

PAGE TOP