島へ

沖永良部島に10日間暮らして小学校の壁画を作ってきた。自分の居場所を遠くは慣れて、一人だけの日々は、何となく大学時代、東京のアパートに暮らした、あの退屈でちょっと苦い生活を思い出させてくれた。

人はみんな優しくて、日陰に居て海からの風が吹くととても涼しくて、とても好きな島ではあったけど、少し動くと汗が流れるくらい熱くて、太陽が真上からジリジリ照りつけるあの空港から鹿児島に帰ってきて、大雨のために通行止めになっていた高速に平行して延びる一般道に車を走らせていたとき

「ああ、九州はこんなに緑が豊かで、陽射しが優しかったのか・・・」とつくづく思った。

水をたっぷりたたえて、少し大きくなった稲が風に揺れる水田、菜園の竹に絡むキュウリの蔓。

やっぱり人はいろんなものに、人に、自然に癒されながら生きているんだな。

自分の体力と心の弱さを感じていただけに、今回の仕事は自分を厳しい環境に置いてリセットする良い機会だと思って腰をすえて滞在したもの、その目的は・・・達成できたような出来なかったような、ま、無駄にはなっていないと自分に言い聞かせているところ。

今日からはまた、気持を切り替えて仕事をしなければ・・・

まずは事務所と予定の整理から始めますか。

 



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